2014年1月6日月曜日

ホキ美術館所蔵 森本草介写実絵画の世界

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阪急百貨店で ホキ美術館の収蔵作品が見れるとのことだったので行ってみる。
最近、はまっているやたら写実的な絵で、写真のような感じだったりする。

その中でも、森本草介という人の絵が40点ぐらい見れるらしい。

阪急百貨店ってボクには全く関係ない場所のため、ほぼ初めて行ったに等しい。
客層は、いわゆる大阪のおばちゃんは皆無で、ヒョウ柄とか虎柄の派手な服を着ている人はいない。
そのかわり、リアルファーを巻いている人が多く、動物虐待問題に関しての関心は著しく低いようだ。
また、わかりやすいブランドの服やかばんを持っていることが多く、
おばちゃんやのに、バーバリーのスカートを履いていたりする。
審美眼とか、その人柄をプロファイリングする対象とならない人が多い

そんなこんなで、9階に到着。
8階ぐらいに、イングスがあったので、途中下車した。
イングスは、スノーピークやパタゴニア、ノースフェイスなどのアウトドアブランドのアパレルがメインのようだ。
ぼくは、スノーピーカーになる予定なので、スノーピークのコーナーを見ておく。
にしても、スノーピークは高い。

展覧会の方は、ボクがエロスを感じた乳首はなく、裸体はほとんど背中を見せていたり、ケツしかみえない。
かろうじて見える乳首は、かがんだ姿勢で後ろからなんとか見える程度。
う、う、う、こういうのじゃないんだけどなぁ。
髪の毛やイヤリングなどの装飾品は本当に光ってみて、おもしろい。
なんで光るのか考えてみたところ、やっぱりライティングのマジックのように思った。
額縁は、金色に光る金属製で、それなりに自己主張をする額縁を採用していた。
絵がリアルで地味なだけに、金色に光る自己主張する額縁じゃくてもいいんじゃないんかなぁ。

風景画の方は、水面の書き込みがすごく、この辺りがリアルぽく見えるミソ。
建物とか木などのメインになるオブジェはしっかり描かかれているが、空がほとんど白とかグレーで全然やる気を感じない。
雲が一番面白いのに、この辺りがボクとは違うなぁ。
全体的にまじめで写実的できれい、しかし面白くない。
描いている人は度が過ぎるぐらいすごくまじめな人なんだろう。
「コーヒーを一日二回飲む」とかプロフィールに書かれていたがおそらく、飲む時間も秒単位で決まっているに違いない。

一通り、堪能して、家でのりこに報告したところ、

「そんなん、今流行っていないで」

と、冷たく突き放される。

たしかに、会場にあった説明にも、「モナリザの微笑み」で写実画は完成され
その後、レンブラントやフェメールがいろいろなアプローチが試され、やり尽くされている。
というようなことが描かれていた。
ぼくは、別に絵を描くわけではなく、新たな道を切り拓く必要もなく、ただ自分の感覚に従っているだけなので
絵画の流行に関しては、興味がない。

ということで、ぼくがなんで、抽象画ではなく写実画が今面白いのか考える必要に迫られる。
やっぱり、メインで頭を使う仕事が、物事を抽象化することだったりすること(プログラム)ので、抽象化には興味がない。
ボクは抽象化に関してお腹いっぱいになっている。と考えた。
しかし、嵐の大野君のような細密だけど分けわからん絵には興味がない。

何に興味があるかというと、やっぱり おっぱい だとおもう。
究極のおっぱい、特に乳首をみたい というのがボクの根底にある。
いつか、ホキ美術館に行って、エロスについて考えてみたい。

そういう方向で。

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