2016年6月29日水曜日

七夕のお願い



昨日、突如 七夕飾りを作ろう ということになり七夕飾りを作った。
幼稚園でどんなお願い事をしたのか 聞いたところ

「字をたくさんかけますように」
とお願いしたらしい。
ぼくが「字をたくさんよめなくてもいいのか?」と聞いたところ

「忘れてた」という。

じゃー家の七夕飾りの短冊には それを書いたらいいのではないか
ということで、

「字をたくさん書けますように」と幼稚園の短冊に
「字をたくさん読めますように」と家の短冊に書くことになる。

もちろんぼくは

「アンパンマンにバイキンマンば勝てますように」

とか
「関西が日本国から独立して関東に奪われた自由と自尊と陛下を取り戻せますように」

とか

「本物の三種の神器を見つけられますように」

とか書いておきました。

たもんくんはとても真面目な子になってしまった。
ぼくの方針とは全然違う。どこでボタンをかけ間違ったのか…

そういう方向で。

2016年6月25日土曜日

書店主フィクリーのものがたり ガブリエル・ゼヴィン(小尾芙佐訳)

DSCN4855

DSCN4857

DSCN4859

おすすめする人

  • 泣きたい人
  • 本屋が好きな人
  • 電子書籍で本を読んでいる人

おすすめ度

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ マテリアル本を買った方が良いでしょう

買った理由

本屋大賞翻訳部門 1位ということで買ってみる。 あらすじなどは一切知らない。 装丁はまぁまぁ気に入っている。

感想

電車で読んでいて普通に泣く。 書店の話とかいうことで ビブリア古書堂とかぶるかとおもったが、全然違う話。 これを読むと電子書籍をやめて本屋に行きたくなる。 本屋がない町は町としての体裁をなしていない。 くたばれアマゾンヌ!

最初は飲んだくれの主人公(しかも中年のおっさん)ということで全く読むところがない。 ビブリア古書堂は若い巨乳のおねぇちゃんだったので、全く取っ掛かりがない。 そこに2歳の女の子がやってくる。まさか引き取ったりしないよね とかおもっていたら引き取る。主人公は子供を引き取った後と引き取る前を西暦にならって 子供前と子供後と呼んでいる。たしかに子供が生まれる前と子供が生まれた後はまったく違う時の流れになった。 やりたいことができなくなる、いろいろ拘束条件が増えた。

それが嫌だとかムカつくとかいうことはなく、むしろトレードオフで得られるものが多すぎる。ロマンテックなラブストーリーではないけれど、中年以降の何度も恋愛して、1回ぐらい結婚したおっさん、おばちゃんたちが繰り広げるラブストーリーもなぜか心を打つ。 ラストはまだ続くかもしれないという終わらせ方が心憎い。

アメリカでは読書会なるものが頻繁に開催されているようだ。 日本でもそういうイベントを本屋がしてくれたらいいのになぁ。

そういう方向で。

2016年6月21日火曜日

人事制度


たとえば、新しく入った会社で
取引先が担当者の仕事内容について不満を持ち悪口を言われたら 罰金 1万円と懲罰ポイントが -1される。
売ってはいけない商品を間違って打った場合は 罰金1万円と懲罰ポイント -1される。
その他会社が気に入らないことがあれば 罰金1万円と懲罰ポイント -1 される。
などなど懲罰については事細かに決められているが
恩賞は特になし。

しかも懲罰ポイントが -10ポイントになったら、自動的に解雇され
しかも、罰金30万円を支払わなければならない。

という制度が導入されていたとしたらどうだろうか?

たぶん、この会社は 
悪口を言われるような程度の低い社員がいなくなり
取引先から悪口を言われるようなこともなくなり
仕事内容もとても完璧な会社になるに違いない。

そういう方向で。

2016年6月17日金曜日

ヤフオクではキーワードで売れる商品を特定する人がいるみたい。

NewImage

久しぶりにヤフオクをしたら、システムが全然違った。
最近はこちらから連絡することがほとんどなくなったらしい。
以前は、「短い間ですがどうぞよろしくお願いします」
みたいなヤフオク独特の言い回しのメールを送っていたが、最近は自動で送られるらしい。

バイヤーには中国の人ぽい人もおり 落札履歴を見てみると JANではなく人気ワードで検索して落札している。
知る人ぞ知る商品だと思っていたが、どうこうことなんだろうか...

つまり、売れるであろう商品のワードリストを持っていて、それを日本語に変換する。
その日本語ワードリストに該当する商品をヤフオクで適切な価格にて落札する。
それを中国で売る。

というフローを回している。

ぼくができるのはJANや商品型番など商品が特定しやすいもので価格差を見極めること。
したがってJANや商品型番のない商品の価格や売れるかどうかはわからない。
しかし、JANや商品型番がないプレミアムカードやフィギュアの適正価格と売れ筋を中国人バイヤーは把握している…

ぼくが今いるところより 3000m ぐらい上空を飛んでいる…
今、流行している人工知能なのか人海戦術なのかはわからないが、とにかく飛んでいる。

いつの間にか世界から取り残されている。

やばいな俺。

そういう方向で。

3兆円のお買い物


MicrosoftがLinkedInをお買い物。
Microsoft とか google とか Apple に入る一番手っ取り早い方法は、世界で通用するようなサービスを立ち上げて買収されることにあるように思う。
間違っても楽天に買収されない程度になるまで頑張ることが重要になる。

Microsoft もその昔は、超巨大企業IBMに対する嫌味としての会社名で、世界中の家にパーソナルコンピューターを普及させることを目的にした会社だった。
中央集権にコンピューターを使おうというIBMのメインフレームに対して
個人が自由にコンピューターを使えるようにしようということを主張したのがMicrosoftでありAppleであったように思う。
30年ほど時が流れ、個人の権利を主張していた会社はクラウドとか言う名前の中央集権体制に移行している。
もし、30年後のMicrosoftやアップルがあるとしたら、個人の権利を主張するのかもしれない。
データを個人に手にということで アップルが1984年にスーパーボールで流したCMのように。

ただ問題は中央集権体制は金になりやすいが、地方分権は金になりににくい。

ちなみにお買い物の金額は 262億ドル(約2兆7770億円)。
ヒロミゴーの億千万を超えるチョー高いお買い物。

[東洋経済] マイクロソフトのリンクトイン買収は無駄か
http://toyokeizai.net/articles/-/122795

[zdnet]マイクロソフトのLinkedIn巨額買収、その狙いは「データから広がる可能性」
http://japan.zdnet.com/article/35084295/

[Gizmode] MicrosoftのLinkedIn買収、3兆円近く投じるねらいはどこに?
http://www.gizmodo.jp/2016/06/microsoftlinkedin3.html

1984 Apple's Macintosh Commercial (HD)
https://www.youtube.com/watch?v=VtvjbmoDx-I

2016年6月16日木曜日

[イベント情報] 北大阪急行 七夕列車 2015


IMG 1616

今年もやっぱり開催される 北大阪急行七夕列車。
今回は応募して抽選されるわけではないので、行けば乗れる。
ちなみに、春の車両基地見学は久しぶりに落選した。

去年もこのイベントにスタート直後から参加していたらしい。
あんまり覚えていないけど、とても暑かったような気がしなくもない。

[北大阪急行] イベント情報
http://www.kita-kyu.co.jp/event/index.html


去年参加した際のブログ
[そういう方向で] 北大阪急行 七夕列車(2015-07-07)
http://typezeek.blogspot.jp/2015/07/blog-post7.html

そのほか 北大阪急行に参加したイベント
こうしてみると、かなりの参加率。
写真をみると大きくなったと実感した。

北大阪急行クリスマスフェスタ 2015(2015-12-20)
http://typezeek.blogspot.jp/2015/12/2015
20.html

北大阪急行絵画教室(2015-12-14)
http://typezeek.blogspot.jp/2015/12/blog-post14.html

北大阪急行車両基地見学に行く(2015-11-05)
http://typezeek.blogspot.jp/2015/11/blog-post
5.html

北大阪急行車両基地イベント(2014-11-03)
http://typezeek.blogspot.jp/2014/11/2014.html

北大阪急行 鉄道イベント(2012-11-10)
http://typezeek.blogspot.jp/2012/11/blog-post_10.html

そういう方向で

今シーズン(お好み焼きなどのホットプレートを使った料理)最後のお好み焼き

DSCN4639

DSCN4638

DSCN4643

DSCN4631

DSCN4632

今日は今シーズン最後のお好み焼きを行った。
次はかりんちゃんの誕生日ぐらいまでお好み焼きはしない と宣言する。
一応、

「やっぱり素麺にしない?」

と提案してみるが、拒否される。

今日は早めにスタートしたので眠たくなる前までに完食。
機嫌が悪くなることなくご機嫌のまま寝ることができたのでした。

最近のぼくのお好み焼きは、やっぱり米粉だけを使うのは変わらず。
生地を作る際に味を全くつけなくなった。
というのが特徴となる。
中に入れる具材はソーセージのみ。
ホタテとかエビとか入れても美味しくないとたもんくんが言うため。
今度勝手にピーマン(たもんくんが嫌いな食べ物)を入れてみようと考えている。

また、味はあとからソースとかポン酢とかかけたほうが少ない食塩で味が楽しめるように思えるため、このようなイージーな作りになった。
今回は米油を使う。
米油はオリーブオイルより沸点が高いらしく、ホットプレートに入れていきなり湯気(油が蒸発している)が立つことがない。
米油は何の油が米から出ているのかは、未だによくわかっていない。


そういう方向で。

性善説と性悪説


たもんくんに

「悪い子同盟に入らないか?
 悪い子になれば、毎日お菓子とお好み焼きが食べ放題!
 疲れていたらお風呂に入らなくてもいいし、
 お風呂の掃除もしなくてもいい。
 サンタさんの告げ口なんか気にしなくても悪い人がクリスマスプレゼントくれるよ!
 ピーマンなんか悪い子になったら食べなくてもいいよ。」

と悪い子になることを促す。

これだけ魅力的な言葉を並べれば、たもんくんは悪い子になるだろう 
しかし、たもんくんはこの魅力的な言葉に屈することなく
「いい子になりたい」という。

これは、人のサガ(性)が性善説なのか
はたまた おかぁちゃんの目を意識してのことなのか よくわからない。

かりんちゃんに
同じような質問をしてみる。

「悪い子同盟に入ったら
 片付けはしなくていいし、
 おやつは食べ放題、
 水遊びだって好きなだけしていいよ。
 悪い子同盟に入らないか?」

かりんちゃんもたもんくんと同じく、悪い子同盟に入ることを拒否。
どうしても良い子になりたいらしい。

ぼく的には全く意味がわからないけれど、人の本質は性善説を取るべきなのかもしれない。

そういう方向で。

[心理学の時間ですよ!!]あなたは、どっち派? 性善説と性悪説について調べてみました。
http://psychology-japan.com/human-nature-evil.html

[中日新聞] 赤ちゃんにも同情の心 「性善説」、実験で裏付け?
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130613150243430

[DAMONGE] 性善説の崩壊、乳幼児も差別意識を持ち合わせ自身の利益を優先することが判明
http://damonge.com/p=5055

[飯綱町立飯綱病院] No.250 性善説と性悪説
http://iizuna-hp.jp/drblog/2013/07/22/899/

2016年6月15日水曜日

注目のイベント:レプタイルズフィーバー2016



今年もやっぱりやってきた レプタイルズフィーバー。
最近、人気のスポットになりつつある南港でやっぱり開催されるらしい。

一回行ったことがあると思って検索したら、2014年の話だったらしい。

たもんくんが今より一回り小さくて可愛い。

「トカゲとか爬虫類のショーがあるらしいけど、たもんくん行きたい?」
と聞いたところ、
「行きたい」
といった。

2014年に号泣した記憶をすっかり無くしてしまったらしい。


そういう方向で。

[そういう方向で] レプタイルズフィーバー 2014 に行く。
http://typezeek.blogspot.jp/2014/07/2014.html

レプタイルズフィーバー2016
http://www.tv-osaka.co.jp/reptiles/

謝罪の逐次投入


「戦力の逐次投入は愚策」というのは出典は定かではないが、定説になっている。
有名なところでは、日本軍のガダルカナル島の例が挙げられる。
この時は多方面に同時に兵力を割かなければならないという状況だったためある程度は仕方がない部分もある。

翻って現代において、謝罪というイベントにおいてこの教訓は生かされるべきだけど、生かしている人はあまりない。

舛添さんは、給料半分カット→全額カット→辞任をリオ五輪まで待ってくれ

という具合に、謝罪の具合を小出しにしている。
つまり謝罪の逐次投入を行っている。
初めからリオ五輪が終わったら辞職 ってことにしとけば、
誰も文句は言わなかっただろう。

逆に最大限の謝罪をいきなり行った スズキの違法燃費問題との違いが際立って面白い。
謝罪には戦力分散とかそういうことを考える必要がないので、いきなり最大限の謝罪を考えた方が最小限の損失に抑えることができる。

謝罪も戦力も逐次投入は愚策。

あらたな定説が見出された瞬間でした。

[Yahoo知恵袋] 兵力の逐次投入はやってはいけないと言われて
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313425383

[NAVER]舛添都知事人気のまとめ
http://matome.naver.jp/topic/1LwcX

そういう方向で。

2016年6月14日火曜日

高校に通わなかった東大教授が語る「独学の極め方」を読んで考えたこと


ぼくの場合は、高校の授業があまりにも面白くなくて自習になる。
特に数学はほとんど聞いていなかった。
というのも先生が前に立って、問題の解き方を教える
という方法ではなく、事前に指定された問題を家で解いてきて、その答えを生徒が黒板に書くというスタイルだった。
そのため、ほとんど先生は何も喋らない というスタイル。
大学とかでは、教科書を棒読みするとかもっとすごいスタイルがあったけれど、高校でこのスタイルは衝撃だった。
ということで、ぼくは、数学の時間はずーっと「大学への数学」という本のシリーズの答えを読んでいた。
だいたい100年か200年前の天才が苦労して導き出した問題を一介の高校生が初見で解けるはずものない。小学生とか中学生だと何百年か何千年前の天才が苦労して解いた問題を解くことになるので、論理的にはあまり変わらない。
ということで、「大学への数学」の答えを「なんてこいつはかしこいのだー!」と心で叫びながら読んでいた。
こんな感じでずっと自習していたら、なぜか数学だけが1番になったことがあった。
やっぱり無理やりやらされるより、感動して楽しみながらやるのが重要だなとおもった。
これに気付いたのだが大分遅かったため結果に繋がることはなかった。
いろいろ言われるけれど、3秒考えて分からなかったら答えは見た方が良い。
できたらいろいろな解き方で答えが書いてある方が、感動が深まる。

30歳を過ぎてコンピューターのプログラミングができるようになった。
この時は、自習書とかで基本的な構文をじゃんじゃんやる とかよりも
自分が作りたいものを作る努力をする方がマスターへの近道になる。

この際に重要なのは
自習書で基本をマスターするよりも自分が作りたいものを確実にイメージすること。
自分が何をわかっていないか、できないか徹底的に考える。
そしてグーグル様がわかる言葉で検索する。
ググール様がおしゃる方法で、そのことができるようになるために工夫する。

このループをまわせばだいたいのことはマスターできるように思えるようになった40歳。
基本をグダグダやるよりいきなり実戦に参加する方がうまくなる。

[President] 高校に通わなかった東大教授が語る「独学の極め方」
http://president.jp/articles/-/18251

そういう方向で

2016年6月12日日曜日

マヨネーズをつくる

DSCN4548

DSCN4550

DSCN4551

DSCN4556

DSCN4558

DSCN4564

今日はグダグダしたので、最後にマヨネーズをつくって挽回することになった。
レシピは

卵黄 1個
塩 小さじ 2/3杯
酢 小さじ 2杯
油 80cc〜100cc

でいくことにする。

久しぶりに卵黄と卵白を分離する作業をしたので、失敗しそうになるがどうにか達成する。
ここを乗り越えるとあとは混ぜるだけなので、ほとんど根性の問題になる。
たもんくんに混ぜさせてみるけれど、数回混ぜると疲れてしまった。
全工程をたもんくんがやるには、あと2,3年必要な気がする。

マヨネーズは美味しいのだけれど、油にオリーブオイルを使ってしまったため、とてもオリーブオイル・スメルのするマヨネーズになってしまった。
米油とかでやったほうがいいだろう。
いや、むしろごま油でしたら中華風のマヨネーズが作れる可能性を見出したにちがいない。

また、酸っぱいもの好きの僕にとっては酸っぱさが足りないので、もっと酢を入れてチャレンジしたい。

ちなみに、かりんちゃんは爆睡していたため、マヨネーズ作りには登場しませんでした。

そういう方向で。

2016年6月9日木曜日

ウィルスは生きている 中屋敷 均

DSCN4433

DSCN4435

人類の興味は主に二つの方向性がある。
外側に向かう興味、宇宙がどうなっているかとか地球がどうなっているかなどの興味。
内側に向かう興味、自分とは何か、生きるとは何かなどの興味。
外側に向かう興味を理系、内側に向かう興味を文系と分けても差し支えないだろう。
本書は外側に向かう興味から内側に向かう興味 生きるとはないか、生命とは何かにアプローチしてしまう本である。
福岡先生の生命と無生物のあいだからすでに7年経った。
その間にも科学は進歩を続けており、現在はウィルスは生物かどうかというところに来ている。
ウィルスは細胞ではなく物質で細胞がないと増殖することができない。
細胞は適切な環境下で単独で増殖する。
細胞のようなものを生物としていた。しかし細胞とウィルスの中間の性質を持つものが見つかったりして、境目はさらに曖昧に。
そもそも細胞が単独で存在していることは稀で、人間でさえ様々な細胞やウィルスの影響かで生かされている。
この事実を考えると自己本位的に思い上がっている人間は、身の程知らずもいいところというまるで宗教の講話や松下幸之助のエッセイのような話になってくる。

科学も宗教、哲学も一つのところに行き着くのかもしれないことを感じさせてくれる一冊でした。

そういう方向で

[講談社]ウィルスは生きている
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062883597

[読書メーター]ウィルスは生きている
http://bookmeter.com/b/4062883597

[HONZ]「ウィルスは生きている」家なき子ウィルスと生命の輪
http://honz.jp/articles/-/42800

ウィルスとは
http://www.iph.pref.hokkaido.jp/tokushu/tokushu-komoku/influenza/what's%20virus.htm

蓮が咲いていた。

DSCN4430

DSCN4431

いつも通り道に蓮が咲いていた。
さすがに泥から芽を出し花を咲かすわけではないけれど、半端ない気品はある。
水がめの中には金魚が泳いでいた。
蓮は立ち上がるため、ベランダで育てるには邪魔になるんだろう。

そういう方向で。

2016年6月8日水曜日

握る男 原宏一

DSCN4181

DSCN4182

「床下仙人」以来の原宏一さん
「床下仙人」はあんまり覚えていないけど、バカバカしい作品だったように記憶している。
そんな「床下仙人」のイメージとは全く違ったマキャベリズム溢れるビジネス小説になっている。
「握る」というのは
寿司を握る、人心を握る、権力を握るなど様々な握るのダブルミーイングとなっている。
この本で一番握られているのは寿司でも人心でもなく、「金玉を握る」という言葉が一番出てくる。
この本を読んでいると MBAなどで学ぶような正統派の組織論より相手の弱みを握って拒否できない状態にして使うことが基本じゃん。勉強なんていらないじゃん。
なんて考えてしまう。
成り上がっている過程ではこの見解は正しい。
ただし、この方法は振り子を向こう側に揺らしただけで、結局のところ振り子は戻って来る。
後半は振り子が戻ってきて、何が幸せなのかわからないことになり、最終的に「おれって 今の状態が幸せかも」と思わせるエンディングを迎える。

人生に目的があるとしたら「子孫を残すこと」、「自分とは何か」の二つがある。
そのうちの、「自分とは何か」の「自分の幸せとは何か」の問いに対する、人にとっての不幸せ とは何か の一つが載っていたような気がする。
結局のところ 自分にとって幸せとは何か は未だ探し中。

床下仙人をもう一度読み直して作風の違いを思い出したい。

そういう方向で。

[bookmeter] 床下仙人
http://bookmeter.com/b/4396328338

[bookmeter] 握る男
http://bookmeter.com/b/4041103207

角川オフィシャル 握る男
http://www.kadokawa.co.jp/product/321407000221/

紀伊国屋書店 握る男
https://www.kinokuniya.co.jp/c/20150714113045.html

父親参観に行く。

DSCN4174

1週間ぐらい前から何くれるの?
母の日がおかぁちゃんの絵やったからオトォチャンの絵やろ?
何かいたん?
おかぁちゃんとかりんちゃんは書いたの?

などなど 様々な質問を浴びせるが一切答えることはなかった。
すごく教育されているなぁ と思いつつ幼稚園に行く。

幼稚園では先生が次のイベントに移行する際にノートを確認してから次のイベントに移行する。
というスタイルをとっていた。
最近たもんくんが携帯用ノートにやたらデコレーションして洗濯バサミとかを貼り付けている理由がかわかった。
これの事象を鑑みると、どういう子供になってほしいというビジョンがあるなら
自分がそのビジョンに従った行動をすれば、多分勝手に真似をすることだろう。

最後に、紙芝居の読み聞かせを父親がするというイベントがあった。
シャイな僕はあえて前に出るようなことをせず、その他大勢として眺めていると一人めちゃくちゃうまいお父さんがいた。

あー僕もまだまだだな と感じた時でした。

ちなみに、オトォチャンの絵は、オトォチャンが好きなものを周りに書くことになっていたけれど、なぜかビールとかぶどうが書かれていた。
ほとんどビールなんか飲まないのになぁ…

仕方がないから飲むことにしよう。

そういう方向で。

ちなみにおかぁちゃんの絵。

DSCN4175

バイキンマンは女の味方。

昨日はジムで筋トレを真面目にやった。
いつもより1時間早く行って、1時間早く帰ってきたら
かりんちゃんに 

「早く帰ってきてくれてありがとう」

と言われた。

なるべく早く帰る努力をしようと決意したが

眠たい

ということでお風呂に入らずに寝る。
シャワーを浴びずに早く帰ってきたのに。

ドキンちゃんのような天の邪鬼を誠実に相手しているバイキンマンこそ女の味方にちがいない。

そういう方向で。

2016年6月7日火曜日

舛添要一氏と思いと周りの人の思いの違いについて


今話題の舛添氏、不適切だけど違法性はない。との結論に達した。
舛添氏は貧乏人出身で父親も死んだ過去を持つ苦労人との記事もある(本当かどうかは知らんけど)。
そんな人がファーストクラスに乗って家族と高級ホテルでパーティをしていた というのは、舛添氏にとってそこがゴールだったということになる。
周りにはもっと上に行けると思っている人がいる。
もっと上(総理大臣とか)に行くにはそういう行動をとるべきではないのは僕の頭でもわかること。
ゴールとかこうあってほしいというビジョンを定めるのは案外重要というのがよくわかる事件であった。

そういう方向で。

ちなみに、離婚歴3回か4回。
婚外子2人とかほとんどの女性には受け入れ難い境遇であるので
一般的な考えが通用するというのは考え難いことも付け加えておく。

[共同通信] 舛添知事の支出440万円不適切 政治資金疑惑、弁護士調査 ほか
http://this.kiji.is/112691363041329156?c=110564226228225532

「飲んべえの父はすぐ死んだ」製鉄の町・北九州で育った舛添知事の貧困時代
http://news.livedoor.com/article/detail/11560799/

2016年6月6日月曜日

金魚を飼い始める

DSCN4170


睡蓮の鉢の中に金魚を入れた。
大阪らんちゅう という種類を豊中養魚という店で買う。
正直、とても入りにくい店だけと、店のおっちゃんは気さくな人だった。
もともとは昆虫の店だったらしい。
店の中は金魚ばかりで昆虫の標本は見ることができなかった。

どうもあの店は、知る人ぞ知る店だったらしい。
入りにくいけどずっと営業しているから客は付いているぽい雰囲気はあるからね。

豊中養魚さんのBLOG
http://kingyo117.blog.fc2.com/

CityLifeの記事(大阪の金魚界&昆虫界のカリスマに会える「豊中養魚」)
http://citylife-new.com/life/35224.html

いざ大阪らんちゅう!豊中養魚!
http://kingyo.jpn.org/archives/8691

そういう方向で。

2016年6月3日金曜日

カエルの楽園 百田尚樹

DSCN4166

DSCN4167

あの百田尚樹氏の新刊を読む。
寓話の形で日本の未来が提示されている本である。
結末は悲惨で、誰も幸せにならない ディズニー映画とは背反するエンディングとなっている。
現在の日本がかかる問題がちょこちょこ挟まれている。
少子化や声がでかい人の意見が多数意見と錯覚したりする。
しかし、一番の問題はディブレイクという扇動家が問題と提起されている。
ぼくはこのディブレイクを共産党のことかと思った。
しかし、これは朝日新聞のことだったらしい。
この国はでは朝日新聞に嫌われたら生きていけないとのこと。
たしかに、ぼくもお世話になった。
最近はお世話になっていないけど。
ディブレイクは独善的で自分の意見に反対するものは容赦なく罵る。
人格も否定する。他人を尊重しない人のようだ。

たしかに ある意味 百田尚樹氏の最高傑作であることは間違いない。

「憲法9条さえ守っていれば日本は平和である。例え滅んでも平和である。」
http://blogos.com/article/168743/

『カエルの楽園』の登場人物
http://nutscopanda.blog.fc2.com/blog-entry-679.html

カエルの楽園 の感想
http://plaza.rakuten.co.jp/kazusenko/diary/201604220000/

そういう方向で。

2016年6月2日木曜日

羊と鋼の森 宮下奈都

IMG 1609

IMG 1612

IMG 1613

今年の本屋大賞を読んでみる。
個人的には 2014年の「村上海賊の娘」以外はだいたい面白かった。
その意味では芥川賞や直木賞よりも打率は高い。

というわけで 中身も見ずに買う。
今回は ピアノの調律師の話らしい。
結論から言うと 下手なビジネス書より面白いビジネス書的小説。

高校時代に衝動的に(思いつき)よりピアノの調律師になろうと決意して調律師の学校行く。
その後、きっかけになった楽器屋に就職して調律師として歩み出す。
こんな経緯で仕事に就いたので、才能とか経験は全くない。
ただ真正面から黙々と仕事に向かい続ける。
最終的にはこういう人が一番才能があるのではないかという風に表現されディズニーがビジネス書を作ったのではないかと思われるハッピーエンドとなる。
大部分の人には、そうあってほしいと願う結論。

調律師ではなくても営業やら講師、オペレーターなど読み替えて読むと読みやすい。

この本によると究極の仕事とは

「明るく静かに澄んで懐かしい文体、
 少し甘えているようでありながら、厳しく深いものをたたえている文体、
 夢のように美しいが現実のように確かな文体。」

これが究極の仕事。
原民喜の文章とのこと。
個人的には、一言にしてほしい。
いろいろ加味しなければならないことがあり難しい。
個人的には最後の一行、
「夢のように美しいが現実のように確かな文体(仕事,テニス,ゴルフ,絵,音楽などなど)」
を座右の銘にした。

また
「才能っていうのはさ、ものすごく好きだという気持ちなんじゃないか。
 どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、投資とか、そういうものと似ている何か。」
という先輩のセリフは、この本の本質を中盤にて言い表している。

だいたいのステージにいる仕事している人を対象にした本でした。

そういう方向で。 


本屋大賞
http://www.hontai.or.jp/

honto 羊と鋼の森
http://honto.jp/netstore/pd-book_27296473.html

2016年6月1日水曜日

万博 ホタルの夕べ に行く。

DSCN3941

今日は平日だけど万博に行く。
土日に行ったら人がいっぱいいそうだし、あえて平日に行く。
家に帰った後、ちょっと寝て、おにぎりを作ってもらって万博にいく。
万博に着いたらちょうど真っ暗になって、ホタル鑑賞にはちょうどよい暗さになっていた。
日本庭園のゲートまで歩いて行って、日本庭園に入る。
かりんちゃんはこの辺りで、もう疲れた を連発する。
たぶん、ホタルが何なのか見ていない という感じ。
たもんくんは、いっぱい飛んでる と言って喜んでいた。
喜びすぎて、ライトアップされた竹林にもうっとりしていた。
中では、蛍を肴に酒またはご飯をベンチに座って食べている人がいた。
こういうのもありかもしれない。

かりんちゃんはこれ以上歩けないぐらい歩いたため、ずっと肩車をする。
たぶんあと1年もしたらこんなこともできないだろうから、肩車し続ける。
たもんくんにはよくしてあげたけど、かりんちゃんには数えるほどしかしていないな。
まぁいいか。

そうして、疲れ切って家に帰ると22時30分でした。
もう1時間家を早く出た方がよいでしょう。
ちなみに、ぼくたちが日本庭園を出るところで日本庭園が閉門だった。
日本庭園を出た時点で21時だったようだ。

ホタルは結構いた。
山のど真ん中に行くより見やすい。
駐輪場から入り口まで遠いけど、駐車場からは近い。
もう少し自転車に優しくしてほしい。

万博 蛍の夕べ
http://www.expo70-park.jp/event/10927/

そういう方向で。