2016年6月14日火曜日

高校に通わなかった東大教授が語る「独学の極め方」を読んで考えたこと


ぼくの場合は、高校の授業があまりにも面白くなくて自習になる。
特に数学はほとんど聞いていなかった。
というのも先生が前に立って、問題の解き方を教える
という方法ではなく、事前に指定された問題を家で解いてきて、その答えを生徒が黒板に書くというスタイルだった。
そのため、ほとんど先生は何も喋らない というスタイル。
大学とかでは、教科書を棒読みするとかもっとすごいスタイルがあったけれど、高校でこのスタイルは衝撃だった。
ということで、ぼくは、数学の時間はずーっと「大学への数学」という本のシリーズの答えを読んでいた。
だいたい100年か200年前の天才が苦労して導き出した問題を一介の高校生が初見で解けるはずものない。小学生とか中学生だと何百年か何千年前の天才が苦労して解いた問題を解くことになるので、論理的にはあまり変わらない。
ということで、「大学への数学」の答えを「なんてこいつはかしこいのだー!」と心で叫びながら読んでいた。
こんな感じでずっと自習していたら、なぜか数学だけが1番になったことがあった。
やっぱり無理やりやらされるより、感動して楽しみながらやるのが重要だなとおもった。
これに気付いたのだが大分遅かったため結果に繋がることはなかった。
いろいろ言われるけれど、3秒考えて分からなかったら答えは見た方が良い。
できたらいろいろな解き方で答えが書いてある方が、感動が深まる。

30歳を過ぎてコンピューターのプログラミングができるようになった。
この時は、自習書とかで基本的な構文をじゃんじゃんやる とかよりも
自分が作りたいものを作る努力をする方がマスターへの近道になる。

この際に重要なのは
自習書で基本をマスターするよりも自分が作りたいものを確実にイメージすること。
自分が何をわかっていないか、できないか徹底的に考える。
そしてグーグル様がわかる言葉で検索する。
ググール様がおしゃる方法で、そのことができるようになるために工夫する。

このループをまわせばだいたいのことはマスターできるように思えるようになった40歳。
基本をグダグダやるよりいきなり実戦に参加する方がうまくなる。

[President] 高校に通わなかった東大教授が語る「独学の極め方」
http://president.jp/articles/-/18251

そういう方向で

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