2014年1月27日月曜日

逆説の日本史7:中世王権編〜太平記と南北朝の謎(足利義満編)

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今朝の本は、逆説の日本史7の足利義満の項。
学校の教科書でもほとんど触れられることもなく、歴史小説で描かれる時代でもなく、有名な歴史シミュレーションゲームがあるわけでもない時代は、ボクにとってはエアポケットのような存在だった。
足利義満といえば、一休さんに出てくる将軍様であって、ちょっと間抜けで、一休さんにしてやられる存在。
注目すべき人物ではなかった。
しかし、この足利義満は、日本史史上もっとも高い地位を占めようとした野心家だったということが書かれている。
つまり、天皇になろうとした、もしくは天皇を超えようとした男。
そんなこと、源頼朝も織田信長も豊臣秀吉も徳川家康も坂本龍馬も高杉晋作も考えなかったこと。
となると、日本史史上最もビッグな男と言っても過言ではないのではないか?
こんなビックな人が注目されていないのはどういうことか?
やっぱり三代目ということでシンパシーを感じる読者が少ないからか?
とにもかくもやっぱり面白い。

そういう方向で

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