カレー、それは人類に残された最後のフロンティア。
この物語はムロタク家で繰り広げられる
未だ人類が到達したことのない美味、珍味を追い求める航海である。
今日の航海はカレー用ナンを作る。
しかもナンミックスなるもので。
ホットケーキミックスみたいな感じで、ナンミックスも発売されていた事自体
初耳で、どんなものか早速作って見ることに。
作り方は
1:ナンミックスと水を混ぜる
2:耳たぶの硬さまでこねる
3:焼く
というカンタン3ステップだ。
これでは人類未体験ゾーンに達するまでもないないと油断していたのも束の間、
ステップ1で大きく踏み外す。
ナンと水を指定された量の2倍ぐらい入れてしまう。
カップの100gという目盛を100ccと読み違えたためだ。
この100gというのは小麦100gであって、水に換算すると200ccは優に超えるであろう量だった。
初めてナンを作るのに、いきなり小麦の調合をしなければならない。
山中鹿之介のように
我に七難八苦を与え給え
などと祈ったことはないのに、
七難八苦を与えたもう天はかなりのお節介焼きだ。
そういうわけで、小麦をちょっとずつ加え、
ちょっとだけベーキングパウダー(重曹)を投入して
無理矢理 耳たぶの硬さに。
そして言われたとおり 油を引かずに フライパンで焼くと
ナンぽい物体に。
食べてみると、結構イケる。
やっぱりオレは料理人目指して
ダイヤの指輪をゲットしたほうが良かったのかもしれない。
そういう方向で。
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