ダイヤモンドは超音速で移動するだけでなく、地底には地上の10倍のオーダーでダイヤモンドも金も存在するらしい。人間が取り出しやすいところにあまり存 在しないから貴重なんだろう。
で、地底に行くのもはやぶさで小惑星に行くのも、
実は同じ目的だったりするのが、なんだかおもしろい。
地球が卵なら、卵の皮の表面とそのちょっと下らへんをいじくり回せるようになっただけで
霊長とかいうているのは、どうかと思う。
その昔、巨大な一つの大陸パンゲイアが分裂して、今の形に落ち着いていると思われているが、実際問題は、まだ移動し続けており、2億年後には、またひとつ の大陸になることが予想されており、その超大陸の名前は、「アメイジア」。おそらく見ることはないだろう超大陸の名前を決めていたりする割には、卵の皮の ごく一部に勝手に引いた、いずれ消える線、国境で血みどろの争いをしてみたりするのが、人間って面白いと思わせる。
そして最後は、自分が開発したヒメダイヤという人造ダイヤについて語る。
現在のテクノロジーでは人の目では人造ダイヤと天然ダイヤを見分けることができな い状況であるが、「婚約指輪は給料三ヶ月分」でお馴染みのデビアス社が絶対流通しないように調整したりしている。
ダイヤモンドは、どこまでも人の営みと密 接に関連している。
この本では、小惑星ではなく、地面の下マントル層を目指す話が出てきている。
この分野で一番頑張っているのは、実は日本で「ちきゅう」という船が人類初のマントル層への到達を目指して海を掘っている。YouTubeでも専用チャンネルがあるのだが、再生回数が少ない。
かなり作りこまれているので、見応えがあると思うのだが...
そういう方向で
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