2015年8月2日日曜日

ルーブル展 と マグリット展 (@京都市美術館) に行く

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今日は、たもんくんとかりんちゃんをジィジとバァバに預けて、京都市美術館で開催されている ルーブル展に行く。
いつも通りいっても芸がないので、京阪のダブルデッカーで行ってみる。
京阪は、阪急に比べて人が少ないので、快適だ。
沿線開発が、阪急に比べて遅れているだけで、結局阪急のように混んでくるのかもしれないけれど、おそらく混んでくるのは、沿線開発がうまくいったとして、10年後、20年後のことになるだろう。

ということで、京都市博物館に着く
ついたところ、どうもルーブル展と同時に、マグリッド展もやっているらしい。
マグリッドといえば、だれもが教科書で衝撃を受けたであろう大家族が思い出される。
鳩の絵がなんで「大家族」なのか、裏の裏の裏ぐらいをよまないとわかりにくい題名に、作者がとんでもなくひねくれている人に違いないと感じた絵であった。

最初は、ルーブル展。
今回の看板である フェルメールの天文学者は カバーみたいなものがしてあり、なんか曇っているような感じで正直見にくい。カバーのようなフィルターのせいで、どうもインパクトが薄く、あまり感じるものはなかった。
他のこじきの絵や、処女喪失のようなモラルを説いた絵などの方が面白い。
西洋の絵は、人間を書くのがとてもうまく、おもしろい。反対に静物画が本当に動きがなく、練習のためにしか描いたと思えない絵が多い。そして見るべきところは全くなくおもしろくない。
ヨーロッパはやっぱり人間中心の社会なんだなーとルーブルの絵を通じて感じる。

マグリットは制作年ごとに展示されており、マグリットの思考の変化というか挑戦の奇跡を見ることができる。
というのも、同じような図柄で何回か書くのが彼の特徴のようで、オッパイブームがあったり、葉っぱのような木ブームがあったり、制作年ごとに並べないとわからないことがおおい。
これを、溶けた時計でおなじみ ダリでやっちゃうと、いきなり溶けた時計が出てきてあとは、誰かの絵を模写し続けていたみたいな感じなるので、最後に代表作があるマグリットのような生き方は、僕の目標になりやすい。
このマグリット展の特筆すべき点は、世界各地のいろいろな美術館からだけではなく、個人収蔵の作品まで集めまくった、アポイントとるのがとても面倒くさそうな展覧会となっている。
だれが、この膨大な事務作業をしているのか、どうやって管理しているのか ちょっと気になった。
NHKスペシャルあたりでやってほしい。

帰りは、あまりにも暑いので、コンビニでアイスを買った。
たもんくんとかかりんちゃんを連れていると、コンビニでアイスを買うのも憚られるが、遠慮なく買える。
食べている間はとても涼しく気持ちいいけれど、食べ終わると口の中がドロドロして、暑さが無慈悲で容赦なく包み込んでくる。
そして、次の日、体重計に乗ったら、1kg増。
こちらも容赦ない。

今日から摂生に努めることにしよう。

そういう方向で。

ルーブル展
http://www.ytv.co.jp/louvre2015/

マグリット展
http://magritte2015.jp/

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