逆説の日本史を2巻連続で読んだため、ちょっと違う趣向を取り入れようと、「怨霊になった天皇」を読んでみる。
「逆説の日本史」を読んでいて思うのは、ボクが受けてきた教育は、「マルクス史観」とか「共産主義史観」の影響を強く受けていると思う。
ボクは、どちらかといえばヤンチャな方だと自覚していて、先生に反論することを日課としていた。
そのため、教室の中ではかなり右寄りの思想だったけれど、「逆説の日本史」の視点で言うと、ちょっと左寄りな思想の持ち主ということが発覚する。この本を大人になって読む人なんかほとんどいないだろうから、日教組の先生の言うことを真面目に聞いていた同級生達は、いまどういう考えを持っているのだろうかと疑問がわいてくる。
かといって、同窓会をして昔を懐かしむ年でもないので、疑問のままにしておいて、ボクの思想をもう少し右よりな方向に触れさせるべくこの本を選択する。
著者は、山口もえの新しい彼氏とも噂される たかじんのそこまで行って委員会 でよく見る左上にすわっているメガネの人。
元皇族らしいので、いわゆる皇国史観の基礎をボクに叩き込んでくれることでしょう。
で、のっけから、孝明天皇が討幕運動にとってナイスな時期に崩御なされたのは、祟徳天皇の怨霊による取引の結果に違いないという論を展開。
逆説の日本史では、まだ明治維新に到達していないため、わからないけれど、状況的に考えて毒殺だろう…。
誰がやったかわからんけれど、孝明天皇は怨霊になっていないだけ、まだマシか…。
竹田恒泰さんのページ
http://www.takenoma.com/kojiki1300.html
日本書紀ではなく古事記を選択するところにセンスを感じる。
そういう方向で
0 件のコメント:
コメントを投稿