今話題の「村上海賊の女」を読み始める。
大阪がとりあえずの舞台で、木津城や高津村、上町台地、天王寺など いま、まさに歩いていたり、よく走ったりしたところが舞台なので土地勘がつかみやすい。
木津市場の辺りまで海岸線があったことを思うと、このあたりは南海地震とかあると津波が押し寄せる可能性があるように思えた。
今のところ、村上海賊の女 らしき人はでておらず 信長が石山本願寺を攻め落とすべく 段取りをしているところ。戦いとは最終段階で行われるフィナーレであって、そこまでの準備に膨大な金とか時間とか手間をかけているんだと感じる。人々はそれを戦略というんだろう。
正面の戦いだけが強い人は、なんぼでもおるだろうけど、賽の河原の石を積み上げるような気の遠くなる作業をやり続ける人が歴史に名を残すのだろう。
一発勝負が大好きで、稀代の戦術家とか呼ばれたかったような気がしたけれど、
賽の河原の石をコツコツ積んでいく、地味な戦略を練って実行する方が性にあっている。
そういう方向で。
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