2014年12月7日日曜日

花子グランバァバァの三回忌

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今日は花子グランバァバァの三回忌。

最近は、法事とか言うと簡素に済ませるケースが多いようで、今日の会場も貸し切り状態だった。
昔なら、血縁者で農作業などをして仕事と血族の境界線があまり無かったように思われるが核家族化してからは
仕事と血縁者の境界線はきっちり引かれてしまい、法事などがないとほとんど顔を合わせる機会が無い。
こういうことをすると一番感じるのが、自分の人格が自分1人の力によって形成されたモノではないということ。
自分の能力なり、自分の環境なりで、自分だけの力で獲得したと思われていた自分の人格が
実は、遺伝子の流れの中で獲得されたものだというのが、最近わかる。
というのも、じいちゃんの階級が准尉だったおいうのが、ボクの中ではすごく大きな出来事だった。
准尉というのは、将来、幹部になることがが約束された若者が任命される最初の階級であると同時に
一兵卒から戦い抜いた現場を知り尽くした現場最高峰の人がつく階級でもある。
その現場最高峰の階級に30歳前で到達していたということは、えげつない現場能力の持ち主だったということになる。
しかし、幹部にはなれないという微妙なポジショニングが、今の自分の状況に照らし合わせてみると納得できる。

ということで、自分のルーツを知ることで、自分の限界を知ることになったわけだけど、
世代交代が確実に進んでおり、ひ孫が5人もいるというやかましい法事になる。
(うるさいのは主に花凛ちゃん)
7回忌、13回忌と重ねるたびに、この子達が大きくなって、様相がどんどんかわっていくのだろう。
うれしいような、寂しいような切ない気持ちになる
13回忌ぐらいは、まだいいけれど
50回忌とか、孫かひ孫が主催者とならなければ、開催できない会のような気がする。
おぼうさんは、50回忌が節目といっていたが、確かに直接知っている人が生きているであろう限界の法要だろう。

そういう方向で。

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