2014年4月18日金曜日

若きサムライのために 〜三島由紀夫

本屋で、「若きサムライのために」というかう。
三島由紀夫のエッセイ集みたいな物で、高度成長期の空気がちょこっと感じられる。
学生運動にすごく関心が有るらしく、批判的に学生運動について論評している。
そして、学生運動のさなかに自殺した人にも言が及ぶ。

読みやすさでいえば、論理的でちょっとだけ難しい言葉が2,3ページに1回ほどでてくる格調高さを保ちつつ、読みやすい。
中学生ぐらいのときに課題図書が三島由紀夫の金閣寺だったので、読もうとした記憶が有る。
その時は、何が面白いのかよくわからないため、途中で挫折。
もしかすると、いま読むと結構面白く読めるかもしれない。
昔、読めなかった作家が読めるようになると、なんかうれしい。

そういう方向で。

0 件のコメント: