2014年4月2日水曜日

【今朝の本】銀二貫 高田郁

今日もやっぱり、銀二貫を読む。
この話は、寒天問屋につとめる丁稚が主人公の話なんだが、この寒天問屋につとめる前に、
寒天を作るところ(天場)で仕事をさせて試す場面が出てくる。
この主人公、松吉は、この寒天場で臭いにやられてげろを吐いてしまう。
あーそういうことがあるかも
とボクは思った。

というのも僕の家の近くて寒天を作っていて、その臭さを行ったら、確かにゲロを吐いてしまうかもしれない。
小学生や中学生の頃、マラソン大会があるなら、必ずその寒天を作っている隣を走って、死にそうになっていたのだ。
そんなわけで、さりげなく寒天通のボクに衝撃のエピソードが突き刺さる!

なんと、主人公の松吉が、島上郡原村に理想の寒天作りのため冬籠りをするのだ。
なーんか聞いたことあるような名前…
その後に、高槻城下とかいう記述が有る…
あーそれって「原」のことやん。
どーも、ボクの実家は冷え込みが厳しいため理想の寒天作りに適した環境だったらしい。
たしかに、今は冬でも余裕で布団から出ることができるが、昔は、全くできなかった。
地球温暖化のせいではなく、そういう土地柄だったのだ。

ちなみに、寒天を作る際の臭いはほのかに磯臭いウンコのような臭いが猛烈にする。
今では作っていないような気がする。

そういう方向で。

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