2013年8月30日金曜日

ニャン コンレイ


Ps01

今週末、日本にくるであろう台風の名前は、コンレイ。
カンボジアの言葉で、伝説の少女の名前らしい。

伝説の少女と聞けば、どんな昔話か気になる。
けんさくしたところ、このページが検索に引っかかる。

話としては むかーし、むかーし カンボジアのあるところに美しい娘がいたそうな。
名前は、ニャン・コンレイといいました。
ニャン・コンレイの母上様は鬼でした。

ニャン・コンレイは、レティセンという王子様と結婚しました。

結婚したニャン・コンレイのところに、鬼の母上様が遊びにくるたびに、付近の住民をたべるようになりました。
レティセンは、鬼の母上様にこれ以上国民が食べられないように努力しますが、全く効果がありません。
鬼の母上様と人間の夫の間で板挟みになったニャン・コンレイは死んでしまいした。
そして プノンニャンコンレイ という山になりました。

という一般的な嫁姑戦争とは違う嫁姑戦争がカンボジアであったことを暗喩している。
母上様が鬼なのはいいのだが、父上様は人間なのか?
父上様は、鬼の母上様に種をまく勇者ではないのか?
おそらく種をまいた後、鬼の母上様に食べられてしまったのではないか?

突っ込みどころ満載の昔話だが、これ以外の解説ページが見当たらない。
英語なら Kong-Rey で検索するみたいだから検索すると 
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Twelve_Sisters
がヒットする。
この鬼の娘は、12人いたようだ。

このキーワードをもとに検索すると
プノム・ニエン・コンレイ

のページがヒット。 12人の娘は人間の娘で、鬼の娘の面倒を見ていただけのようだ。
目をえぐるとかグロい昔話だな…

写真は、ボクが高倉健の次に大好きな俳優、ジョージ・クルーニー兄貴の「パーフェクトストーム」の写真。 そういう方向で。

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