2015年3月25日水曜日

流星ワゴン をよむ。


流星ワゴンを 60%ほど読んだ。 父と子の確執を描いた、男の子だったことがある人 や 男の子がいる父親は、今まで起こった事件や、これからおこるであろう悲劇もしくは喜劇を、つぶさに描いた心をえぐられる小説。
父親と子供というのは、いつの時代も確執するもので、子供はそうして父親を乗り越えたり、全然違う道に行ったりする。
そうすることで、社会全体としては進歩しているのだろうけれど、とても切ない。

この小説の特徴は、過去に戻るのはいいのだけれど、バックトゥ・ザ・フューチャーやドラえもんのように、より良い未来を得るために、過去に積極的に介入する というより、今のバッドな状況に、どこでボタンをかけ間違ったのかを確認する。という意味合いの方が強い。
過去を変えるつもりがあまりない という意味では、タイムマシンモノとしては異色の作品といえる。
タイムマシンというものをフューチャーしているのではなく、父親と子供は、どうして確執していくかがテーマだから、過去を変えることにはあまり意味がないのだろう。

現在のところ、自分の家庭も、病気の父親も あんまりいいとは言えない方向に関係がこじれて行っている。
これがどうやってハッピーエンドに落ち着くのかが気になる。
もしかして、バッドエンドなのか?

読んでいると止まらなくなる小説だったりする。

それにしても切ない。

そういう方向で。

【ドラマ】流星ワゴン
http://www.tbs.co.jp/ryusei_wagon/
ドラマでは、主人公が 今イケイケの西島秀俊、病気のおじぃちゃんが、香川照之。
浮気している嫁さん役が井川遥 らしい。
今からでも見るか….ていうか今週最終回みたいだけど。

【Wikipedia】流星ワゴン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E6%98%9F%E3%83%AF%E3%82%B4%E3%83%B3

流星ワゴンの結末ネタバレ感想文
http://netabare1.com/3419.html

「流星ワゴン」最終回。原作とドラマ、どっちが勝ちか
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150323/E1427076432970.html

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