2014年9月3日水曜日
未来の仕事像
今日、コンビニでヨーグルトを買ったら先割れスプーンをもらった。
もらっといてなんだけど、ヨーグルトには先割れスプーンは使わない。
店員は、中国人。おそらく本国では語学が堪能で、わざわざ日本に来てその知識を高めようとしているに違いないのだけど、
日本語の知識だけを追い求めて、慣習とか常識みたいなところまでには、知識欲は及んでいないようにみえた。
また、他の人がどう働いているとか言うこともあまり見ていないようだ。
英語だけを勉強して、日本では頭が良いとされる人にもこういうことは起こりえるのではないかと推測される。
現在、学校で教えられていることは、知識を問うことが多いけれど、
物事を発展させて考える
とか
新たな遊び方を考えるとか
そういうことは、あまり教えられていない。
どっかで読んだ本で、
産業革命により単純な肉体労働は蒸気機関によって代替されレイバーは少なくなっていった。
IT革命により単純な事務作業はコンピューターに代替されワーカーも少なくなっていった。
残るのは、ピンポイントに卓越した能力と楽しむ心を持つプレイヤーだけ。
単純な事務作業だけではなく、考えることさえコンピューターに代替されそうな時代になっている。
「コンピュータが将棋を完全解明したら?」
と羽生善治 に問いかけたところ。
羽生さんはうれしそうに応えたらしい
「そのときは桂馬が横に飛ぶとかルールを少しだけ変えればいいんです」
駒を追加するとか、
盤の升目を増やすとか
4人で打てるようにするとか、
親コンピューターをサーバーにつながっている人間が総掛かりでやっつけるとか言うゲームにするとか
いろいろ考えることができる。
コンピューターは、ロジックで動いているからルールを作ることができないし、ルールを超えることができない。
これからも人が働いて社会に奉仕し続けるとしたら、プレイヤーになるかロジックを作る人になるしかないだろう。
ロジックに従う人は、マシンに駆逐されていくだろう。
そういう方向で。
コンピュータが将棋を完全解明したら? 羽生善治三冠の回答
http://news.mynavi.jp/news/2014/04/24/565/
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