子供の頃に図書館で見た本を思い出すネーミング。
その本の名前は、「宿題ひきうけ株式会社」。
読んだことはなかったけれど、題名だけはきっちり記憶に刻まれている希有な本だったりする。
子供のころを思い出しながら買ってしまう。
農業を題材にしつつ、後半は恋愛が軽く絡んでくるが、あまり突っ込んだものではなく物語に花を添える程度。
浅田次郎的な予定調和が受け入れやすい人にはオススメ。
斜め上を行くミステリー好きとかには、ちょっと満足できない結末だろう。
やっぱり農業で生計を立てるのは難しい。
理由は、そのまま置いているだけでは、その他のモノとの差別化が難しい。
差別化のためには、何かしらの差別化が必要。
この本では、キャラクター化と新たな市場開拓が打ち出されている。
現実には、それらもやり尽くされているためそれだけでは難しい。
この本を読んで、なぜか「宿題ひきうけ株式会社」というほんのことを思い出し、読みたくなってきたのは別の話である。
ちなみに、こんな本だったらしい。
http://www.iiclo.or.jp/100books/1946/htm/043main.htm
そういう方向で。
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