2014年5月6日火曜日

逆説の日本史14 近世爛熟編



今日は朝から逆説の日本史14を読む。

だいぶ書くのをさぼっていたためすっ飛ばしているように見える。
実は、逆説の日本史13も読み終わっていたのだ。
逆説の日本史13は、キリスト教がなぜ迫害されるに至ったかと安土桃山時代(実際は秀吉がいたのは大阪なんで、安土大阪時代とよばれるべきらしい)の文化について。
能とお茶などについての解説がなされていた。
能は昔は自分で演じる演芸で、見る物ではなかったなど、驚くべき事実がいろいろ記載されていた。
現代でもJAZZなんかは聴く音楽ではなくて、演奏する音楽のような気がするので、そういう要素が能にもあるとおもうと、能についてもっと詳しく知りたくなる。

さて、逆説の日本史14だけど、小学校でもアホと習った徳川綱吉が名君とされており、その理由についても解説されている。理由は、戦国時代の人命軽視の風潮を通常のレベルまでより戻し、パラダイムの変換を成し遂げた。とのこと。
人命軽視の風潮を正すためやり過ぎと思われる「生類憐みの令」をだし、振り子をだいぶ真ん中の方に寄せることに成功した。
なんか弁護士の賠償金交渉のようで面白い。

その次の赤穂浪士が義士でない ということについて延々か書かれている。
個人的には、ほとんど興味がない世界なので、読むのが苦痛だ。
それにしても、正しいとか悪いとかいうことは、地域によっても変わるし、時代によっても変わる。そして政治によっても変わる。
何が正しいとするかは、人としてのコアを確立する上で重要なことのように思える。
それをバンダイが提供するテレビ番組の評価に流されていいのかどうか疑問に思う。
調べてみると、大学かなんかの卒業論文に「戦隊モノの正義と悪の変遷」というものにぶち当たる。

そーいえば、昔は、「地球の平和を守るため」が戦う理由だったよな...
ゴーカイジャーなんか構成メンバーが全員宇宙人で、地球を守る義務とか必要は全然なく
海賊の汚名を誇りに戦う宇宙海賊
って設定だったもんなぁ...

スーパー戦隊シリーズにおける「正義」と「悪」の変遷
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/49169/1/Sau8_007.pdf

そういう方向で

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