2014年3月11日火曜日

今朝の読書 逆説の日本史11 太閤殿下の野望

今朝も逆説の日本史を読む。
太閤殿下の主な政策は?
と試験で出たら

検地と刀狩り

と書くのが、僕らの時代の日本史の正解。
井沢元彦氏によると、これは間違っているとのこと。
逆説の日本史的には
惣無事礼と大仏建立とのこと。
両方とも習ったこともないこと。
惣無事令とは、争いを武力で解決することを禁止する法律。
これにつながる施策として、刀狩りがあり、検地が有るとのこと。
Wikipedia では、これが政策に入るのかどうか疑問する意見も有るとのこと。
刀狩りについては、マルクスの歴史観を徹底させるために、身分制度を定めた刀狩りを重要視する傾向が有るように思える。
で、大仏建立。
これは、北野のお茶会同様、秀吉のパフォーマンスと見られているため、ほとんど習うことはなかったのだが
この大仏建立のセレモニーで、
「心の中で何を考えてもいいが、それを戦争やテロで表現させてはならない」
という信長・秀吉・家康がセットで目指した宗教観の階段の一つを上ることになる。
この流れの中に、他人の考えを無理矢理変更させようとするキリシタンを追放することになるようだ。


歴史とは流れであって、誰か1人が流れに逆らって打ち立てたモノではない。
そして、教科書には、日教組の思惑も入っていた!
中立視点のニュースがないように、中立視点の歴史もない。
誰かの思惑(現在の支配者なり、教える人の思想)などが入っていることを知る。

【Wikipedia】惣無事令
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%A3%E7%84%A1%E4%BA%8B%E4%BB%A4

【Wikipedia】今日の大仏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E3%81%AE%E5%A4%A7%E4%BB%8F

そういう方向で

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