今日の逆説の日本史は、引き続き信長。
信長のおかげで、ヨーロッパのような仁義なき宗教戦争に終止符が打たれた日本。
その後、信長は何を使用としていたかが秀吉、家康の足跡をたどりながら、推測する。
信長は、おそらく神道、仏教、キリスト教、儒教などの上に立ちたかった模様。
ゆえに、安土城では登場した際には、さい銭をうけとっていた。(NHKでは見物料と表現)
すべての宗教を取り込むことで、天皇も征夷大将軍も超える地位を手に入れようとしていたとのこと。
ボクの、信長観は 光栄の「信長の野望」というゲームにすごく毒されていることがわかる。
この本が言うには、戦国時代の武将はすべて天下統一を目指していたわけではないので、このゲームの前提自体が崩れる。最大のライバル 本願寺顕如も「信長の野望」ではかなり小物扱いでまさに鎧袖一触で倒してしまう相手。実はこの本願寺顕如が一番めんどくさい相手だったらしい。
知っているつもりだった、織田信長のことも全然知らんかったなー と妙に諭される。
そして、信長暗殺の真犯人は誰か。
「へうげもの」では秀吉が、しゅぽっとあけっけなく信長の首と胴を切り離していた。
あまりにも唐突な展開のため、それ以後、「へうげもの」を買うのをやめてしまった。
むちゃくちゃな説を唱えられると今後の「逆説の日本史」を読むかどうかの判断に関わることなのだが、
井沢元彦氏によると長宗我部元親が黒幕で、明智光秀が実行犯とのこと。
これの影響が後の坂本龍馬を生むことになるとは….(いや全然関係ないはず)
論理的には、理解できる範囲のことなのでよかった。
ちなみに、日本の宗教戦争とキリスト教の宗教戦争を比較するために下記の本を読みたくなった。
『仁義なきキリスト教史』 新刊超速レビュー
http://honz.jp/articles/-/40218
そういう方向で。
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