2015年5月8日金曜日

絶滅危惧種:地域性のある風景


今朝、超早朝の御堂筋線に乗っていると、スーツケースを3つ、その上に、アディダスの大型買い物袋を両手に持った人が入ってきた。
ファッションは、派手めで、爆買ぽい雰囲気が漂っているけれど、海外の人かどうかは確かめることはできなかった。
この爆買いした人は、優先座席の真ん中に座り、両脇の人の前に、それぞれスーツケースを配備。
どうみても両脇の人が邪魔そうな雰囲気になり、不穏な空気が流れ始める。
電車が停車とか発車するたびに、スーツケースが移動し、両脇の人に当たっている。
日本人的常識では、ちょっと考えられない風景が広がる。

新大阪で降りるやろ と思って みていると、両脇の人が先に降りる。
梅田で降りるやろ と思って みていると、全然降りない。
難波でおりるやろ と思って みていると、降りる気配すらない。
このままでは、なかもず まで行ってしまう。
観光客なら、難波か新大阪で降りるのが一般的だと思うんだが…
難波なら、南海に乗り換えて関空に
新大阪なら、新幹線に乗り換えて東京に、またははるかに乗り換え。

なかもずで乗り換えても、ラピートに乗れない。
よくわからない事件でした。

このまま、観光客が増えると、それはそれで、地下鉄の風景がかわっていくな。
もしかすると、世界中どこにいっても 観光客が作り出す雰囲気になって、均質化されていくのかもしれない。

そういう方向で。

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