2011年11月3日木曜日

西福寺秘蔵 伊藤若冲 ご開帳

今日は、年に一度の伊藤若冲ご開帳の日。
俺的には、徒歩圏内(片道1時間ぐらい)の豊中の浄土真宗の寺に行く。



名前は、西福寺
昔から、金持ちの寺だったのか、門構え、建物すべてがおもむきが有る





こんな感じの松の下を通り抜けて本堂へ!




中に入ると 本堂の前ぐらいに親鸞上人像がある。



多聞くんは、この辺でお留守番
周りの人の空気を読んだのか、なぜだか気難しい顔をしている。



なかは撮影禁止なんで、撮影していない。
中には、こんな感じの絵が有る




中に入ると、正座してこのふすまと対峙するひとばかり。
美術館などでみる見方とは、全然違う感じで面白い。
写真撮影は禁止だが、模写はオーケーらしく、
一番いいところを陣取って、模写している人もいた。
それほど込んでおらず、ゆっくり見れるのもよい。

入場料なども必要でないらしく、名前と住所を書くとパンフレットとメダルをもらえた。
結構太っ腹。

きている人は、何かしら突き抜けた人が多く、絵もよいが着ている人をみるのも楽しい。
年齢層は幅広く、若い人から年寄りまで、ワイドレンジ。
ファッションは、落ち着いた感じのファッションが多い。

金屏風に描かれた極彩色の絵を見るなら、
絵にあわせてヒョウ柄で、
ピカピカジュエリーのおばちゃんとかいないのが、
なんだか寂しい。




個人的には、このふすまより、欄間の方が、見応えが有るような気がした。

ちなみに、僕が好きな伊藤若冲の絵は、野菜涅槃図。



題材自体が、意味不明なんだが、題材をなぜか完全に消化し
本来無生物であるはずの野菜が物悲しく見えるところが、恐ろしい。


そういう方向で

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