2016年3月16日水曜日

ジヴェルニーの食卓 原田マハ

(http://honto.jp/netstore/pd-book_27163059.html)

印象派展に行くために、今話題の「ジヴェルニーの食卓」を読んでみる。
原田マハさんは、2006年に「カフーを待ちわびて」という本でデビューした模様。
この本、なんとなく読んだ記憶がある。
沖縄かなんか南の島の話だったような気がするが、細かいことを忘れたので調べてみようとした。
このころは mixi で書いていたため、mixi に久しぶりにログイン。
検索してみようとするが…
検索できない。
無料だと自分の書いた記事も検索できない仕様となっている。
自分の書いた記事ぐらい検索させてもらってもいいかと思うんだけどな。

まぁまぁだったと思うけれど、次回作を期待するほどではなかったような気がする。

ということで「ジヴェルニーの食卓」。
この本は短編で、1つの話ごとに有名な画家の人のエピソードが書かれている。

第1章 アンリ・マティス

ピカソの友達で、私生活は全く反対な人。
女をとっかえひっかえした割には、あまり移動せず特定の場所にいることの多かったピカソに対して
旅行しまくり引越しまくりではあるが、女を取っ替え引っ替えすることのないマティス。
色彩の魔術師と異名をとる印象派の次の世代の野獣派。
文章を読んでいる時にはどんな絵か全く想像できなかったけれど検索してみると..
同じ絵でも写真加工ソフトによって色調がかなり変わるらしく、同じ構図だけど全然違う色で検索結果として表示される。
この人は実際の絵を見ないとよくわからん人に違いない。

Wikipedia:アンリ・マティス

第2章 エドガー・ドカ

エドガー・ドカというのがフルネーム。何回ドガといえばいいのか迷ってしまう。
逆にドガだけ覚えたら、名字も名前も覚えられるので楽かもしれない。
ドガ唯一の彫刻「14歳の小さな踊り子」の話。
ホンマの話なのかWikpediaで調べようとしたら、英語のページしかない。
英語を勉強する強力な動機になりそうだ。

WikiPedia:エドガードガ
WikiPedia(英語):14歳の小さな踊り子

第3章 ルノワール

ルノワール本人はほとんど出てきておらず画材屋の話が多い。
印象派以前の画材は、注射器のようなものに絵の具を入れて使っていた。
絵の具がなくなると注射器を洗う必要がありとてもめんどくさい代物だったらしい。
だから、アトリエでしか絵を描くことができなかった。
印象派のころに、チューブが発明され出回り始める。
注射器を使わずによくなり、外に出かけてかけるようになった。
そこで印象派が登場したとのこと。
個人の才能というより機材やガジェットの進化で絵が変わることがあるらしい。
デジタル化でなんか変わったのか、これから登場する何かで、変わる可能性あるのか考えてしまう。

Wikipedia(英語):ピエール=オーギュスト・ルノワール


(http://www.ytv.co.jp/monet/index.html)

そういう方向で。

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