今、火星の人を1/3ぐらいまで読んだ。
たった今、基地が吹っ飛ばされたところだ。
ぼくは、通勤時間に本を読んでいることが多い。
この爆発した時に目的の駅に着いてしまい、残りページ数は知っているけれど どーなるねん!
と気になってしまい、しばらく駅で読む。
本当に引き込まれる。
火星のすべての通信機が壊れて、地球と通信できなくなった。
その際に、1990年代に打ち上げられた探査機を探しに行き、その探査機の通信機能を利用する。
その探査機は、画像を地球に送れるけれど、地球から火星にいる誰かに、コミュニケーションをとる方法がない。
安直な小説だったら、モールス信号 とかいう話になる。
モールス信号は使用をやめてから、だいぶ経っているため、誰も知らない。
ということで、カメラのヘッドの角度で、アルファベッドのアスキーコードを表現するという方法をとる。
この辺がリアルぽい。
安直に「このダイイング-メッセージはモールス信号だ」とかいう⚪︎ナンとか金⚪︎一は、逃げている。
こんなことが、ほんまにできるのかどうか謎だけど、日本語でなくてよかった。
日本語なら、アルファベッドの2倍以上の情報が必要。
そして何より、何通りもの日本語コードがある。
ぼくがよく使うもので、shift-jis(cp932), euc, iso2202, utf-8…
日本語コードの種類を間違えるといわゆる文字化けが発生する。
アルファベッドでよかった。
文字化けが発生しなくて。
翻訳はあまりコンピューターに詳しくない人がしているようなので
宇宙飛行士への指示とか命令を「インストラクション」とコンピューター用語のように訳していた。
その前の文脈が、バリバリコンピューター用語の塊だったので、インストラクションもコンピューターの機能だとおもったのっだろう。
シャーないよね。
そういう方向で。
火星の人〔新版〕 上
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2016年3月2日水曜日
火星の人
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