その昔、ぼくは、ミスった女性をめちゃくちゃ叱責して、いままで誰も泣かしたことがなかった人を泣かしたことがあるけれど、いまのその人がいたら、叱責することはないだろう。
というのも、この何十年かの間に、ぼくの考え方が変わって、人間が犯すミスは、そういうミスをする仕組みとか背景がある と考えるようになった。
ミスをしないような仕組みなり、システムを導入することで、どうやってミスをしない状況を作り出さないとダメだ。
というのも、どんな天才でも絶対ミスする。
下手くそな人は、早めにミスをするので、ミスする箇所が特定しやすいだけ、天才より扱いやすいかもしれない。
そんな考え方が、徐々に広がっているらしい。
JR西 運転士ミスは懲戒処分除外の方針
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151204/k10010329111000.html
とのこと。
テニスのダブルスでもミスした時に、どういう声をかけるかが問題になってくるだろう。
今後は、あんまり相手を責めずに、なんでミスをしたのかを分からすような質問が主流になってくるに違いない。
子供に対しても、以前のような根性論は、姿を消していくのかどうかが、今後の見どころになる。
そういう方向で。
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