2013年6月14日金曜日

私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか:三浦雄一郎


なぜ、目指すのかは、複数あるようだが
そう決めたらというのが一番初めに書かれている。
中盤からは、自分の生い立ちについて書かれており、男性にしては珍しく
父親の影響を大きく受けているらしく、母親の話はほとんどなく
父親の話ばかり出てくる。

父親というのが、80歳でエベレストに登らないと勝てないぐらい活発な人で
99歳で子供、孫、ひ孫を引き連れてスキーをするとかいうえげつない人。
その父親を超えるまでいかなくても、父親の足あとを辿るだけでも
80歳でエベレスト登っちゃうよね。と感じてしまう。

究極のアンチエイジングは、なにか目標を持って打ち込むこと。
アンチエイジングじゃなくても仕事でも同じ事が言える。
なんの夢も目標もなく借金返済やなんらかの数字の達成だけを
考えて仕事しているのでは出るはずの結果も出ない。
そういうことを、薄々感じていたけど、やっと言語化できたような気がした。

ダイエットに関してもボクと同じ考え方のようで体重だけ減らすダイエットは、うまくいかない。
筋肉をつけつつ、体重を減らすほうが良い。
筋トレやウォーキングにしても現状維持は、ジリ貧と一緒。
常に上を目指して行かないと現状維持はできない。

ビジネス書と言えないこともないけれど 読み応えのある良い本でした。

ちなみに、80歳でエベレストに登るには、どのような人的コストがかかるかは書いてあったが
時間的コスト、金銭的コストに関しては書かれていなかった。
この80歳人的コストに関しては、息子が2人ともサポートとして一緒に登山しており、
1人はKDDIに勤めていて3ヶ月ぐらい休んでいる模様。
なんか楽しそう。

そういう方向で。

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