キャラの立ったインタビューで話題になった田中慎弥氏の芥川賞受賞作を半分ぐらい読む。
芥川賞=純文学
直木賞=大衆文学
とのことらしいが、ボクの中では
芥川賞=ヒトが死なない。
もしくは最後に死ぬ。
作者自身は最終的に自殺する。
直木賞=ヒトが最初に死ぬ。
なんで死んだかを残りのページを使って解説。
作者自身は自殺しない。
かとおもっていたが、この小説は、
のっけからバイオレンスとセックスとちんこの描写が激しく
これが昭和のはじめなら 発禁になっていたであろう様相を呈している。
ヒトは死んではいないが、死んだようなヒトがたくさん出てくる。
芥川賞と直木賞の間の生とか死の境界線をさまよう新たなジャンルなのかもしれない。
そして、この小説のテーマは、ちんこ? みたいな思いがふと目の前をよぎるが
芥川龍之介の名前を関する賞をもらった本のテーマが、ちんこなはずがない。
いやいや、これはモラルへの挑戦なのか?
つーか、共食いって書いていることは、主人公ともう一人死ぬな。
でったい。
そういう方向で。
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