2012年12月11日火曜日

新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?

いま話題の最強のおもてなし集団の本を読む。
前半のほとんどが、社内報に掲載された個人的な経験のはなしぽく、
なぜ、JR東日本の下請け会社という別に努力してもしなくても金銭的メリットはない。
しかも働いている人は、ほとんどパートという時間の切り売りメインのモチベーションが低い人達。
語弊は承知で、はっきり言うと「タイムカードをギリギリ押すことが、一番のメリット」な人たち
の意識をどーやってサービスの向上に向かわせるかというのが、最大の問題点と思われる。

その問題に対処したのは一人男が発端。
記事には詳しく書かれているわけではないが、一人、二人とシンパを増やしていって
今ではJR東日本の車両開発の際のアドバイスまで頼まれるようになってしまう。
たった数年でこんなに変わってしまうなんで、スクール☆ウォーズもびっくり。
いや会社版スクール☆ウォーズだ。
会社が一人男の思いをもとに、変わっていく様をドラマ化したら
日本ドラマ史上最高視聴率間違い無いだろう。

そういうわけで、前半は 
よくある最高のおもてなしとは みたいな従業員の話なんで
もうお腹いっぱい。正直イラン。
後半の会社が変わっていく様を10倍増ぐらいにした小説を読みたい。

そういう方向で。

0 件のコメント: