明治維新は、いろいろな伝統、モノを根本的に変えてしまったが
仏教との接し方も変えてしまったことは、
教科書に
「廃仏毀釈」 と一言書いてあるだけで、
試験に出るぐらいで、気に停めていなかった。
むしろ「廃藩置県」の方が、影響が大きいように思えた。
この本を読んでみて、そーいえば、聖武天皇の頃は、仏教を推し進めていたよなー
ソレが明治になって、いきなり神道一本って...
その流れがスゴイ断絶している。
明治以前は、寺も神社もなんとなく同居していて、うまくやっていた。
大晦日に寺に行って、正月は神社というのは、全然違和感がなかったようだ。
何かが変わる時、勢い余って、
そのままにしておけばよかったように思える伝統を
変えてしまい、二度と取り戻すことができない。
また、日本人の言うところの無宗教というのは
菩提寺、檀家寺はありません
ぐらいの意味ではないだろうか
生活に、仏教の思想は深く根付きしすぎてわからない。
そういう方向で
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