家にあった、
流れる星は生きている という本を読んでいる。
満州からの引き上げの実体験を綴った小説で、極限状態に置かれた人間の行動について、詳細に書かれている。
自分が、同じ状況に置かれた場合には、どのような行動をとるのか?とかんがえると
おそらく欲望に忠実な行動を取るに違いないことになるだろうと再確認する。
しかし、どーにかして、かっこ良く死にたいので、よい方法を模索することにする。
ちなみに、ボクのジィちゃんは関東軍だったので、満州にいたらしいが
ヒィバァちゃんが、くも膜下出血で急死したため、昭和20年4月に本土に呼び戻されたため
この本の主人公(
藤原てい)の旦那さん(後の
新田次郎)のようにシベリア抑留されることもなく
本土に比較的簡単に帰ってこれた模様。
この本に出てくる 次男・正彦 は、2005年のベストセラー
「国家の品格」 の著者、
藤原正彦。
数学者のはずなのに、
文化とは国語 と言い切る変な人。
個人的に好きな本の著者とか、父親が好きな作家とかが、絡みあった人の本でした。
新田次郎の一家は、トンデモナイ一家とうことがわかる。
そういう方向で。
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