大雨。
「なんか曇っているなー」
とおもって、だらだらしていると、玄関を出た瞬間に大雨が。
なんか、すべてのヤル気を吸い取られたので、バスで行くことにする。
駅についても、電車が着ていたが、いつも乗るいちばんうしろの車両以外乗るきがしないので、華麗にスルー。
次の電車に、ノーブルに歩を進めて、乗車。
昔、「貧ぼっちゃま」と言われた経歴は伊達ではない。
そして、佐渡裕著「僕はいかにして指揮者になったか」
を取り出す。
京都市立芸術大学音楽学部卒業(なぜかフルート)で、市民楽団や中学生を指揮して、50歳でなぜか世界最高峰のベルリン・フィルの指揮をしてしまう 安藤忠雄のような意味不明経歴の持ち主。エリートではない経歴を歩んできているので、読み応え抜群。
朽木丈人先生 という先生に、大学の時に、フルート科から指揮者科に転科を考えているのですがどうでしょうかと相談に行ったところ、「後ろにいる君についている指導霊が、フルートの経験は指揮者に必ず必要になるから転科しないほうがよい」と言っているよ。 というようなエピソードを読んで身の毛がよだつ。
思わず僕の後ろを見るが、僕の後ろには指導してくれるようなエライ人はいない。
しょぼい人間は、指導されないので自由だ。
ちなみに、雨が降ったのは一瞬で、降車駅は晴れていた。
うーむ、なんだか損した気分だ
そういう方向で
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