2017年2月27日月曜日

高田郁の講演会に行く

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今日は、高田郁の講演会に行った。
初めて大阪大学に入ることになった。
大阪大学はとても広く、誰でも入れる感じで、テロなどもし放題な感じがした。
自転車置き場など決まった場所がなく、どこでもダラダラ置かれている感じだった。
同志社はそんなことないので、校風の違いを感じた。

会場に着くと、すでに1階席は満席で2階席に案内される。
開場から15分後ぐらいに到着して、それほど遅れたわけではないのだが、開場時間前から並んでいる人が大勢いたようだ。
年齢層はかなり高めで、若手は前座で講演する人のゼミの院生とか学部生ぐらいしか見当たらなかった。
若者の本離れが叫ばれ、その中でも時代小説という分野で、かつ剣豪とか将軍が出てこない小説となるとマイナーな部類に入るだけに仕方ないだろう。
とはいうものの席は満席で、すんなり予約が取れたのが嘘みたい人手だった。
前座の講演は、とても眠たくて寝てしまうことを予想していたが、椅子の背もたれが垂直にあったおかげで、眠るような体制に入ることができす、なんとか睡魔を撃退する。
話自体は江戸時代も現代も商売の工夫は変わっていないことを実感させる内容だった。
ぼくも明日からやってみようということか何個かあった。

その後、高田郁との対談。
印象としては実験好きなうるさいおばちゃんという感じだった。
お歯黒の材料を手に入れて自分でやって見たり、お蚕様を育てようとしたけど、断念して綿花を育てて見たりしたらしい。
こういうところはやっぱり見習って行きたい。
この人の本はだいぶ調査して描かれているらしく、大学の先生が言うにはこの場面はあの論文を参考にしているな と言うのが透けて見えるらしい。
しかし、高田郁は参考文献を書かない人で巻末に参考文献のコーナーはない。
参考文献を探すと言う学生がいて、卒論の課題とかになりそうだな。とか思ったりした。

2000円ぐらいなら払ってもいい内容だったけれど、なぜか無料。
また、来て見たいと感じる内容の濃い講演会でした。

そう言う方向で。

大阪大学21世紀懐徳堂
http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/

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