ニンニンじゃーになりたい。

先日、幼稚園で、7月生まれの誕生日会があったらしい。
その席で、たもんくんは、将来なりたいものについて、「ニンニンじゃー」と発表した模様。
おそらく、先生に何を聞かれても、全く答える気配のないたもんくんに、とりあえずの答えとして用意したのが、現在放映されている戦隊モノの「ニンニンジャー」だったのだろう。先生の苦労がしのばれる。

実際のところ、たもんくんは、ニンニンジャーには、全く興味がなく、どちらかというと前回の戦隊モノである「トッキュージャー」の方が好きで、ぼくが「トッキュージャーはじまるよ」と言ったら、バシッと眼を覚ますほど、はまっていた。
しかし、ニンニンジャーは出てくる敵が怖いらしく、あまり見ない。
将来何になりたいか　とかいう話をあんまりしてなかったので、将来何になるべきか　ご提案してみる。

まず最初に、プラレール屋さんを提案してみる。
プラレール屋さんになれば、毎日プラレール触れる。
と提案してみるが、ニンニンジャーになるって言ってしまったので、ニンニンジャーになる　とのことだった。

次に、ケーキ屋さんを提案してみる。
ケーキ屋さんになったら、作ったケーキを毎日味見するため、ケーキが食べれる。
（たもんくんは、晩御飯も味見と称して、見境なく食べまくるため、どっちが夕ご飯かわらからなくなることがある）
と提案してみるが、やっぱり　ニンニンジャーになる　と書いてあるので、ニンニンジャーになる　とのことだった。

最後に、お好み焼きやさんを提案してみる。
お好み焼き屋さんになったら、やっぱり毎日お好み焼きを食べることができる。
お好み焼きにも目がないたもんくんには、とても魅力的な提案だと思われたが、やっぱり書いてあるので、ニンニンジャーになりたいとのことだった。

じゃー、ニンニンジャーって何するの？
と聞いたところ、コトバに詰まる。
ほとんど見たことないし、何をしているかなんか気にしたことないから、当たり前といえば、当たり前。

将来の夢は、ニンニンジャー。

しばらくは、ゆずれない夢になりそうだ。


そういう方向で。