2016年9月29日木曜日

ドッグファイト 楡周平

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楡周平の最新作であろう本を読む。

簡単に言うと アマゾンとヤマト運輸がドッグファイトを繰り広げる話。
ハゲタカと同じような構図で、善悪の構図がわかりやすく読みやすい。
一応ハッピーエンドで、みんな安心。

一応、僕も業界の端っこにいる人間として、かなり興味深い内容だった。
アマゾンを倒す切り札がアナログだったりするところに、一抹の不安と希望が交錯する変な気持ちになる。確かになんでもデジタル化、データベース化したら便利になるように思うけれど、度合いによる。
正直、アマゾンで本を買うより、本屋で本を買う方が買いやすい。
アマゾンで買うには視覚情報が100%以上になるけれど
本屋では、視覚情報が高いことに違いないが、それ以外の要素もある。
どーでもいいような雑音なども実は影響しているのかもしれないが、だいぶ楽して買える。
聖闘士星矢では五感と第六感を駆使した後、第七感が出てくることになっている。
もしかすると、人間の能力は思ったより深いもので、第七感も存在するに違いない。
本屋で、ボクの7センシズ(なぜか複数形になっている)が目覚めて本を衝動買いしてしまう。
やっぱり五感を研ぎ澄ます練習を日夜した方が、人間としての総合力は上がっていく。
だからぼくは最近、イヤホンで音楽を聴くのをやめた。
アマゾンを倒すアイディアはこういうところから出てくるに違いない。
今の所、そんなアイディア全然ないけど。

この本のオチ的には、アマゾンとヤマト運輸のライバルはUber かもしれないとか感じた。
結局、最後は誰が届けるかが一番のポイントになってきている。

内容はとても面白いので、3日で読了してしまった。
多分はまっている。

そういう方向で

ネット通販の「送料無料」は当たり前じゃない
http://toyokeizai.net/articles/-/129414

ウーバー 料理の出前代行サービス開始へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160928/k10010709751000.html?utmint=newscontentsnews-movie004&movie=true

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