この著者のことを何も知らずに、本屋で適当に手にとった本が、結構面白くファンになってしまったのだが、どういう人なのか詳しく調べなかった。まさか東大
卒で、あのリクルートのスタートアップを経験した人で、ついこの前まで校長先生をやっていたなんて、まさに想定外。どっかの教育評論家かと思っていたが、
とんでもない勘違い。
現在の教育制度では優秀なサラリーマンを量産することを目標にして、ルールが定められているというのは、著者のだいぶ前に書いた本
「父親になるということ」に書かれていたが、優秀なサラリーマンとして、次の階段を登って行こうとしたところに、著者がメニエル病になり、ちょっと休憩。
海外経験があるわけでもないのに海外赴任してみたり、給料激減するのに公立高校の校長先生してみたり、破天荒すぎるキャリヤは、以前の幸せモデルとはだい
ぶかけ離れているけれど、私にはかなり羨ましい。
幸せのモデルケースというのが見えにくくなっている。いや「みんな幸せ」という高度成長期の空気を吸い続
けた人たちのアドバイスを聞く気にもなれない昨今、自分の幸せのモデルケースを提示できる人に会えてよかった。
とりあえずは、この藤原さんの言っているこ
とをよく噛み砕いて自分なりに消化してみたい。
そういう方向で
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