2012年7月5日木曜日
勝ち続ける意志力 ~梅原大吾
プロ・ゲーマー
80年代(エイティーズ)を全力で駆け抜けた少年達には、まぶしすぎる職業だろう。
高橋名人や毛利名人は、名人であってプロではない。
将来なりたい職業を、プロ・ゲーマーとか答えると鼻で笑われ、「ちゃんとこたえろ」と言われることが確実な職業で世界一になった人が書いたとされる本。
「勝ち続ける意志力」という名前の本で、本人は勝ち続けているのかどうかというと
WikiPedia にあるように、100戦100勝というわけではなく、1回戦敗退もしている。
ゲームの世界から麻雀の世界に飛び込み、
プロ麻雀になりかけたところで、麻雀をやめて、
介護の仕事へ 行ったあと、やっぱりゲームの世界に
となかなか、負け続けた人生の様に見える。
勝ち続けている わけではないけれど、やり続ける意志力 といったほうが適切なのか?
この梅原の人生において、特徴的なのが、母親の話が殆ど出てこず、父親の話がでてくるところ
コンパでも家の話をしてくれと頼んだら、
だいたい男は母親の話、女は父親の話をする。
梅原は違った、ゲームをしていても、ネガティブな反応をしない父親の話が載っている。
父親も祖父も少なことを親に否定されて、断念した歴史があるので、息子の好きな事を否定しないことを決意したらしい。
ぼくは、3D酔がひどいので、ほとんどゲームをしないので、ゲーム状況説明はさっぱりわからないけれど
教育論として読んでみて、結構読み応え抜群だった。
いま、もっとも必要とされている能力は、記憶力でも英語、数学でも
コラボレーション能力でもなく
見えないものを見る力
理解できないものを理解する力
と確信した。
そういう方向で
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