2015年11月10日火曜日

琳派400年を見に行く。

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もうすぐ、終わりかけの琳派の展覧会に行ってみる。
琳派って、体液のことぐらいにしか思ってなかったぼくは、まったく予備知識なしに行った。

結論としては、オチがある展覧会で正直、夏に行ったルーブル面白かった。

琳派って、フォロワーが400年もいたってことだけであって、なんの革新もしていない、保守主義者どもをみてどうすんねん とかなんと思っていた。
そんな感じなので、京都市立美術館と京都国立博物館を間違って、認識していたため、四条河原町で降りて、三条の方に向かって歩いて、子供がいないのをいいことに、昼間からアサヒビールが経営するらしいビヤホールで、ビールとビーフステーキを飲むのだった。
この間、河原町通りは、全然人がおらず、難波とはえらい違いだなー とか思ったりした。

途中で、間違っていることに気づいて、バスで移動。
河原町通には、人はいないが、バスは満員。
やっぱり京都の観光客は、爆買より紅葉とか寺院をみにいくものらしい。
どうにか 国立博物館についたところ、30分待ちとのこと。
まぁ、そんなもんかと思って並ぶ。
並んで、観察していると、あまり外国人はおらず、年配の方がおおい。
ファッションは、モノグラム系のお決まりのカバンや財布を持っている人がいたり、めちゃくちゃお洒落な長髪、白髪のおじぃちゃんが、一人で来ていたり、似通った趣味の人ばかりではなかった。
ちなみに、2、3歳の子供を連れた親子もいたけれど、猛獣達をおとなしくさせるのは、困難を極めていた。
もし、たもんくん達がいたら、おとなしいとは思うけれど、まぁそれなりに苦労するだろう。

たしかに30分並んだ後、入場。
最初は手紙とか刀の鑑定書ばかりでつまらない。
そうしているうちに、琳派の定番、三十六歌仙の絵が出てくる。
36人もいるけれど、読めたのは、山部赤人と小野小町、その他にも柿本人麻呂、在原業平、大友家持、紀貫之などがいたらしい。
ということで、僕が注目したのは小野小町。
小野小町が、後ろ向きで書かれているのは、ほとんどなく、正面を見ている絵も多い。
印象的な、後ろを向いている絵がやたら取り上げられるようで、いつも後ろを向いているわけではなさそうだ。

そして、風神、雷神。
この部屋に入るために、誰が整理したわけでもないのに、なぜか列ができる。
この辺が、日本人だけだから、こんなことになるのだろうと感じる。
もし、こういう展覧会にも外国人が来るようになると、全然違った雰囲気になるに違いない。
予備知識なしで行ったので、フォロワーも面白いなぁ とその場で、素直に思えた。

これが最後ではなく、光悦の硯箱などをみたけれど、やっぱり風神雷神が一番心に残るのでした。

たもんくんとかりんちゃんの面倒を見てくれたジィジィとバァバに感謝!

三十六歌仙
http://www.hyakunin.stardust31.com/sanjyu-rokukasen.html

琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/

琳派400年で賑わう京都。日本の観光競争力を支える文化資源
http://blogos.com/article/143559/

そういう方向で

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