本棚にもルールがある 成毛眞

ボクが最近よく読む人、池上彰、佐藤優、成毛眞　の名前が一文字のバランスが悪いトリオの1人。
元マイクロソフトの社長だけど、当時からMacを使っていたらしいけれど、そんなことは一言も言わなかった人。ボクなら誘われても行かないけどな。

冷蔵庫や洋服は優れた収納システムであるけれど、本棚は優れた収納システムとはいいがたい。
理由は、冷蔵庫や洋服は腐ったり、くたびれたりするけれど、本は一見　腐ったり、くたびれたりしないからだ。
しかし、実際には、くたびれたり、腐ったりしている。
それを自分でルールを決めて、整理して行かなければならないというのが、この本の趣旨。
整理しつつ、他人に見せるための本棚も作成するというクリエィティブな作業にまで本棚を高めてしまう。
テレビで、研究室や事務所でインタビューを受けているときに、バックにはだいたい本棚がある。
この本棚で、その人のプロファイリングがかなり可能となる。
自分の著作ばかり並べている営業マインドあふれる人。
なんかの全集ばかりならんでいる全集コレクター。
ベストセラーばかりならんでいるアンテナの高い人。

本棚は自分のキャラクターを表現する場でもあるため、自分の本棚に注意が払う必要が有る。
やっぱりボクは、ボクにしか見つけることのできなかった本を並べて、「ナンじゃこりゃ」といわれるような本棚を作りたい。

そういう方向で。

【ダイヤモンド社】本棚にもルールがある
http://www.diamond.co.jp/book/9784478029398.html

成毛眞氏が主催している書評サイト
http://honz.jp/

【Twitter】成毛眞
https://twitter.com/makoto_naruke