2011年8月24日水曜日

[語源の旅] 必死のパッチ

今日のFM802 語源の旅は 「しゃにむに」だった。
「しゃにむに」なんか、ほとんど使わんやろ 
同じ事を表現するなら「必至(必死)のパッチ」を選ぶやろ

ということで、「必至(必死)のパッチ」をググる。

将棋駒の桂馬は進路が二股に割れるので股引になぞらえて『パッチ』と隠語で呼ばれる事があったそうです。
したがって、桂馬を打たれた事で自玉の逃げ場が無くなり、相手にひたすら王手をかけて敵玉を詰めるしかなくなった状態が『必至のパッチ』



ちなみに将棋用語における必至の意味はWikiPedia

将棋が語源ということは、天王寺とか通天閣あたりの賭け将棋が盛んな地域から出てきた言葉ぽい。
ゴロがいいので、いまでも関西では多くの人が語源のことなんか全く気にせず、必至のパッチ感を的確に表現している。
つまり、

ほぼ負けが確定しているにもかかわらず 
逆王手をさして悪あがきをしている
天王寺の駅前で賭け将棋をしているおっさん(ほぼルンペン)

の状態。
あーいつも見てるわ その風景...

今日の今から、「必死のパッチ」の脳内イメージが

上半身裸のパッチ姿のおっさん(磯野波平)が、
怒り狂ったタマから逃げるため
全力疾走しているイメージから

天王寺の臭いおっさんの悪あがきにかわることだろう

いや やっぱりパッチ姿のおっさんが走っている方が、「必死のパッチ」ぽい

そういう方向で

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