2016年4月26日火曜日

モネ展に行く

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日曜日はモネ展とルノワール展に行こうと京都に行く。
外を歩くにはちょうどよい気候でとても気持ちがいい。
これが1ヶ月前とか1ヶ月あとだとえらいことになったことだろう。
気持ちいいため、河原町から岡崎まで歩く。

モネ展に行くとチケットを買うのに行列はしていたけれど、展覧会自体はそれほど混んでいなかった。
前回の琳派展では、全く学習せずに行ったため
今回のモネ展は事前に小説などを読み込みモネについて学習済み。
一回目の嫁さんと死に別れたあと、ちょっとあかんような過程を経て二番目の妻を娶ったらしい。晩年は目が悪くて苦労したらしい。
ぐらいの知識で突入。
印象派の名前の由来になった「印象:日の出」はもう帰ったあとだけど
代わりにやってきた「チュイルリー公園」はとんでもない絵で、液晶のように光が溢れ出す絵だった。
「ジヴェルニーの黄色いアイリス畑」も黄色いアイリスが菜の花のようで、かぜに揺れているように見える。
ミュージアムショップでフェイクやお土産が売っているけれど、あの絵に迫っているものは一つもなく買う気がしない。
確かにオブジェの形は配色はその通りなんだけど、全然違うものに感じる。
しかも、この絵たち(チュイルリー公園、ジヴェルニーの黄色いアイリス畑)はモネの主要な作品と数え上げられているわけではなく、ほとんど注目されていない作品だった。
そう考えると「印象:日の出」はもっとすごいのだろう。
さらにジヴェルニーには「チュイルリー公園」や「ジヴェルニーの黄色いアイリス畑」のような絵がたくさんあるに違いない。

恐ろしいモネ。
ということで、次はジヴェルニーを目指すことにした。

「チュイルリー公園」以降の作品はサイズがでかくなっただけで、ほとんど訴えかけるものがない。晩年は目が見えない苦悩が溢れ出ていて、とても可哀想になってくる。
尻上がりに人生を歩みたいと考えている僕にはいい見本とはいえない印象だった。

ちなみに今回は解説音声を借りてみる。
一回借りるともう次も借りたくなってくるものだった。
壁の文字読んでやけ食いするぐらいなら、こっちを借りて楽した方がよいと思う。

時間がかかりすぎため、ルノワール展は断念する。

そういうほうこうで。

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